第4回 ピンクリボンにむけて |
ピンクリボン運動は1980年頃米国で始まった運動です。
この頃乳がんが多くなっていました。
この当時米国に留学した方の話では女性の多い職場では毎年乳がんが発生する状況でした。(20~30人に1人ほど)
乳がんの早期発見と予防についての啓蒙運動でした。
第3回 子宮頸がんについて |
がんの予防的治療
最近のがんの話題では予防的治療が話題ですが、胃がんが、ピロリ菌の抗生物質治療で80%ぐらいは予防できるとされています。
子宮頸がんは、これまで女性のがんとしては胃がんを除くと一番多いがんでしたが、集団検診の普及、入浴、ウォシュレットなど衛生環境の改善に伴い減少してきていました(図1)。
第2回 乳がん検診はどう受けるか?受診の大切さ |
乳がんの早期発見のためには、自己検診が大切
さて、前回に引き続き、今回の話題は「乳がん」です。乳がんには、胃がん、子宮頚がんの様な予防的治療もなく、前立腺がんの様な優秀な腫瘍マーカーはありません。では、どうするのか?早期発見しかありません。
第1回 「乳がん」について |
女性が快適に健康な生活を送るために、乳腺と婦人科検診は一般に考えられるより若い時から必要で大切なことです。
以前、日本では乳癌が少なかったのですが、最近、急に増加しています。
日本の女性の乳癌は、欧米に比較し、若い世代から発病する事が特徴です。40代がピークで、20代・30代も珍しくありません。しっかりとした検診が必要です。
更年期以降は、マンモグラフィの検査で良いのですが、それよりも若い年代は超音波検査が必要です。