1.総論

1、総論

バランス良い顔つき、経済のバランスが良好、抜群のバランス感覚・・・など
どんな事でも、バランスが良いっていいですよね。
では、”栄養のバランス””食事のバランス”が良い(悪い)状態ってどんな状態かご存じですか?

“栄養の偏り”や”食事のバランスの乱れ”が問題視されていますが、その基準は個人によって、場合によって、それぞれ違うということを知ってください。

栄養素のバランス

まず、栄養素のバランスについて知るためには、食事摂取基準(厚労省)というものがあります。(以前は栄養所要量と言われていたもので、家庭科で習った記憶のある方もいらっしゃると思います。)

食事摂取基準は、健康な個人又は集団を対象として、年齢、性別、生活の活動レベル毎などにエネルギーや各種栄養素の摂取量の基準を示しています。

これらの数値は科学的根拠に基づいたデータであり、食事摂取量基準を知ることは栄養素のバランスを保つ上でとても重要です。しかし、栄養素レベルでの基準値や個人の諸条件などを加味した計算をこなすのは日常的、一般向きとは言えません。

食のバランス

“栄養素の過不足がない食事”は理想的ですし、大切な要素のひとつです。しかし、栄養管理をプロに任せられる場合は別ですが、毎日の食事で栄養素のことばかり考えていたら、ちっとも美味しそうでもなく、楽しそうでもない食事になってしまいそうです。

食事のバランスが良くするためには、栄養素の充足、料理の味や香り、誰と食べるか、どこで食べるかなどが大きく関わります。食生活指針に具体的に述べられています。

  • 食品ごとにバランスを考える
    これは食品をその栄養的特徴によっていくつかのグループに分け、それぞれのグループから食品を選ぶことによって毎日摂らなければいけない食品や栄養素をわかりやすく示したものです。(三つの食品群、四群点数法、6つの基礎食品など)
  • 料理(献立)ごとにバランスを考える
    さらに、今注目されているのは、料理(献立)ごとにバランスを考える食事バランスガイドという目安です。逆三角形のイラストは日本の伝統的な玩具「こま」をイメージしていて、食事のバランスが悪くなると倒れてしまうこと、回転(運動)することにより初めて安定することを示しています。こまの中には、1日分の食事を上から優先順位の高い順に「主食」「副菜」「主菜」「牛乳・乳製品」「果物」のグループに分けています。献立を「1つ2つ」または「SV(サービング)」という単位で表しているのも特徴です。この目安は「料理などをしない男性」にもわかるように配慮されているそうで、お食事の最終的段階である料理(献立)を単位としています。そのため、栄養素や食品ごとの目安に比べて、大まかな基準ではありますが、とてもわかりやすく、「なにを」「どれだけ」食べればいいのかの入門編と言えるのではないでしょうか。

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参考資料
20131031_リンク矢印  農水省
20131031_リンク矢印  なぜ?なに?食育
20131031_リンク矢印20131031_リンク矢印  食育・食生活指針の情報センター
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文・梅山朋子

20131010_梅山朋子先生管理栄養士

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