プロローグ |
夫 「まだまだ花粉症の季節(注1)が続くなあ、目がかゆくて、鼻水ずるずるでしかたないよ」
妻 「日頃、不摂生だからそうなるのよ。パパもたばことお酒をやめればよくなるんじゃない」
夫 「また、そういう無茶を言う。だいたいそう言うママも最近目がイガイガするって言っていただろう、おまけに日光アレルギーだし」
妻 「えっ、目のイガイガって花粉症なの?」
夫 「そうだよ、花粉症の症状(注2)は、目の不快感やかゆみ、水のようなさらさらした鼻水、鼻詰まり、くしゃみで、症状が一つでも毎年同じような時期に出たら花粉症を疑った方がいいぞ。ネットでも調べてみなよ」
妻 「わたし、去年もそうだったのよ(注3)」
夫 「それじゃ、多分花粉症だな」
妻 「どうすればいいの?あなた毎年花粉症やってるんだから、対策ぐらいしっているでしょ。最近は昔よりだいぶマシになったって言ってたわよね」
夫 「うーん、ネットで調べると花粉症に関して情報はいっぱい出ているけど、大きく分けると対策は3つだな、1.食生活改善(注4)、2.花粉からガードする(注5)、3.医者へ行く だよ」
妻 「だいたいパパはいつも説明が短すぎてわかんないのよ。もっと詳しく説明してよ」
夫 「まず、食生活の改善だけど、動物性タンパク質を減らして、野菜を増やすことが基本なんだろうけど、外食が多いとそれも難しいから。僕の場合は花粉症にいいと言われる食材を積極的に食べるようにしてるよ。僕が毎朝ヨーグルトを準備しろとか、レンコンのきんぴらを作れとか、アマニ油でドレッシング作れとか、とか言っているだろ。よく人の話を聞いてろよ」
妻 「ちゃんと理由を説明してくれなきゃわからないでしょ。まったくパパはいっつもこれなんだから」
夫 「ちゃんと説明したんだから、今日からさっそく頼むよ」
妻 「わかったわ、今から気をつけていれば来年こそ、さよなら花粉症ね」
注1
環境省の花粉症観測サイト はなこさんで花粉の飛散情報がリアルタイムに掲載されます。花粉症の原因にはスギ以外にもヒノキや他草の花粉もありますから、冬以外はいつでも花粉症になる可能性があります。
注2
花粉症の代表的な症状。風邪だと思っていたのが、病院で調べたら花粉症だったという例は珍しくありません。一度専門医のところへ行ってみてください。
注3
食事による体質改善は即効性はないので長く続けることが大切です。ヨーグルトや乳酸菌の花粉症に対する効果は、医学論文もでています。
注4
食品に含まれている成分が医薬品の効果を損なうこともあります。きちんと医師と相談の上ためして下さい。
注5
花粉症が体内へ入り込まないようにマスクなどガードするのは、シンプルかつもっとも即効性があります。花粉症もあまりひどくなると医薬品による対症療法でも症状を軽減するのに苦労しますので、花粉症が気になる人は花粉は積極的にガードをしましょう。