銀座・泥武士 境シェフ直伝 おもてなしおでん |
銀座・泥武士 境シェフ直伝 おもてなしおでん
何かとお客様がみえるお正月。お食事のメニューはどうしようかしらと悩むこともありますよね? こんなおでんなら、あなたのポイントも、お料理上手な奥様を持ったご主人のポイントも上がるはず。さぁ、お節料理にも飽きたころ、とっておきのおでんパーティでおもてなししませんか?
どうしてわざわざ天日に干すの?
とっておきのおでんをつくる
コツはこれ!
おでんに天日干しの大根?せっかく新鮮な水々しいお野菜をどうしてわざわざ天日に干すの?という疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。
天日に干すということは、大地の力をいっぱい吸い取って育った野菜が、さらに太陽のエネルギーを吸収する、そして、水分が減ることで野菜が持つ旨味が凝縮されるということです。さらに、たとえば、椎茸のように、干すことでビタミンDや旨味成分が生成されたりもします。
天日干しの野菜を使用する訳はそれだけではありません。
たとえば、乾燥したお肌に化粧水をつけると、悲しいかな、どんどん水分を吸い込んでいきますよね? それと同じで、干した大根や椎茸を出し汁に浸けたら、おいしい出し汁がどんどん野菜の中に入っていき、一味も二味も違うできあがりを楽しめるんです。
面倒だと思っても一度試してみませんか。天日干しは、大根の場合は、左の写真のようにカットして、また、トマトなど種のあるものは種を取ってからザルに乗せ、庭やベランダなどの風通しのよい場所に、できれば一日置いて干すとよいでしょう。