「地球は食卓」が考える食育とは
食の大切さは十分認識していながら、身近に取り組めない現実の問題、安易に入れない壁を消費者は個々に感じています。 一方で今ある様々な問題は、私たち一人ひとりの、日常生活における無意識や無関心の結果に他なりません。そこで、個々人の行動を変えていくため、多くの機会を通じて、その因果関係や影響、波及効果などを、わかりやすく具体的に示していきます。 そのカギとなるのが、食の価値としての『情報』です。現今の流通業では、物流と商流は豊富でも情報流が希薄です。売るための付加価値ではなく、本来価値の一部である『情報』の流通を主として扱うことで、消費者によりよい価値を届ける市場を作るための、生産者と消費者をつなぐパイプ役となります。 購入こそ最大の『支援』。『情報』の媒介役が適切に機能すれば、情報流から商流を生み、消費者の日常行動である『消費』を、生産者や販売者に対する『支援』や『選択』へと変えて行くことができるのではないでしょうか。 食育とは”よく生きる方法”を学ぶこと。食を選び、食卓を組み立てることは、すなわち、私たちの生活スタイルを選び、人生を組み立てることに他なりません。 服部理事が提唱する『選食力』に、未来への想像力や知性を加味することで、私たちの日常の消費行動を、問題解決のための原動力として機能させていくことを企図します。
特定非営利活動法人「地球は食卓」理事
名誉会長 吉村 文吾
名誉顧問 服部 幸應
名誉顧問 中山 憲治
理事(代表) 調所 泰子
理事 金谷 年展
監事(事務局長) 大番 利一
理事 武藤 志眞子
理事 仲 眞美子
理事 永石 俊夫
◆事務局
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